わたし自身は数年前にJGCを獲得しているため、特段あらたに修行をするなんてことはないのですが、高知という田舎在住の方のために色々考えて記事にしてみます。
もちろん先得を利用した羽田ー那覇やスーパー先得を利用した伊丹ー那覇のように1FOP獲得するのに10円を下回るような路線もありますが、まずは高知から脱出しないことには修行ははじまりません。
JGC獲得への戦略は
1.とにかく安い飛行機で搭乗回数50回をこなす。
2.1FOPあたりの費用が安い路線に乗る。
のどちらかになります。今回は2の高知脱出にかかる1FOPあたりの費用を求めていきます。
以前作成した高知からの飛んでるJAL3路線のFOP早見表を眺めていると、
FOPが貯まる順位は、利用運賃カテゴリーが
1>4>2>5>3=6>7の順番であることが分かります。
高知からは羽田、福岡、小牧へ飛んでいますが、これらの利用運賃カテゴリー1のJALビジネスきっぷの値段は
高知ー羽田(普通席):30990円[1186FOP]
高知ー羽田(クラスJ):31990円[1264FOP]
高知ー福岡:23200円[774FOP]
高知ー小牧:25650円[802FOP]
です。
1FOPあたりの費用に換算する(小数点第三桁は四捨五入)と
高知ー羽田(普通席):26.13円
高知ー羽田(クラスJ):25.31円
高知ー福岡:29.97円
高知ー小牧:31.98円
になります。
次に運賃カテゴリー4を検討します。
これは高知ー羽田の予約画面になりますが、運賃カテゴリー4では特便割引21、株主優待のどちらがコストパフォーマンスが良いかという点に着目します。もちろん株主で優待券を所持している場合には株主優待の方がコスパは良いです。ヤフオクなどで仕入れる場合には約4000円~5000円で取引されているかと考えます。その差額を考慮すると特便割引21のほうがコスパが優れていると考えます。(ただし株主優待の魅力は予約変更可、時間に関係なく固定料金という点にあり、こちらの費用も計算します。)
高知ー福岡、高知ー小牧については特便割引21の設定はありません。先得カレンダーが見やすく、使いやすいと思いますので、確認したい方はこちらから。
【特便割引21の場合】
高知ー羽田(普通席):16690円~20190円[990FOP]
高知ー羽田(クラスJ):17690円~21190円[1068FOP]
高知ー福岡、高知ー小牧は設定なし。
1FOPあたりの費用に換算する(小数点第三桁は四捨五入)と
高知ー羽田(普通席):16.86~20.39円
高知ー羽田(クラスJ):16.56~19.84円
になります。
【株主優待の場合】
高知ー羽田(普通席):17890円[990FOP]
高知ー羽田(クラスJ):18890円[1068FOP]
高知ー福岡:13300円[680FOP]
高知ー小牧:14450円[702FOP]
1FOPあたりの費用に換算する(小数点第三桁は四捨五入)と
高知ー羽田(普通席):18.07(22.61)円
高知ー羽田(クラスJ):17.69(21.90)円
高知ー福岡:19.56(26.18)円
高知ー小牧:20.58(26.99)円
になります。カッコで後ろにつけた値段は、ヤフオクで株主優待1枚を4500円で取得したとして加算した値段です。
JALビジネスきっぷより特便割引21や株主優待の方がコスパが良いことが分かります。
文章が長くなりつつあるので、一旦記事を終了し、その2へ移ります。